需給調整市場とは?
需給調整市場とは?
需給調整市場とは何でしょうか?
”需給”を”調整”する”市場”ということですが、そもそも”需給”とは何でしょうか?
”需給”は、”需要”と”供給”の用語からなっています。
さて、”需要”とは何でしょうか?
”需要”とは、電気の消費を言います。
家庭やオフィスなどで電気を消費しますが
これを電力業界では、”電力需要”とか”電力負荷”と呼びます。
一方、”供給”とは、”電力需要”に対して電気を作り供給することを”供給”と呼びます。
下図にあるように”供給”は”発電”とも言えます。
では、”需給調整”とはどんな意味なのでしょうか?
電力の”需要”と”供給”とを調整することを意味します。
ここでなんで”調整”となっているのでしょうか?
電気は、その性質上、常にバランスを取らなければなりません。バランスを取れなくなると停電などになってしまいます。
この”バランス”をとることを”調整”という用語を使っています。
ですので、”需給調整市場”とは、電気の”需要”と”供給”のバランス(調整)を行うための市場ということになります。
今回は、ざっくりとした解説ですが、もうすこし詳しい説明は別記事で解説したいと思います。
先に需給調整市場について勉強したい方は以下書籍に解説があるので読んでみてください。